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21世紀におけるESG経営とは

投資家におけるESG投資の現状と課題 経済的・社会的リターンのジレンマ

ESG投資、7つの分類

ESG投資への大きな流れを作ったのは責任投資原則(PRI)といえる。PRIは2005年にアナン国連事務総長が、世界12カ国から20の大手機関投資家を招聘したことに始まり、世界の機関投資家が、投資を通じて環境問題(Environment)や社会問題(Social)、企業統治(Governance)について責任を全うするために必要な6つの原則を示した。2018年4月時点で、グローバルに1,961の年金基金や運用会社などがPRIに署名しており、全体の運用資産額は81.7兆ドル(8,900兆円超)に達している。

日本でも、2015年に年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)がPRIに署名し、2017年にESG投資を行う際にFTSE Blossom Japan Index、MSCI ジャパンESGセレクト・リーダース指数、MSCI 日本株女性活躍指数の3つの指数を採用した。

しかしESG投資とは果たしてどのようなファンド運営を実施することなのであろうか。The Global Sustainable Investment Alliance (GSIA/世界持続的投資連合)によれば、広義のESG投資は、次のように7つに分類されている。

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