日本企業の「統合報告書」の発行は500社近くにのぼっているといわれており、ESG投資への関心の高まりとともにその数はさらに増えることが見込まれている。統合報告書は企業経営者がどの程度ESG経営について真摯に考え、統合思考での経営を実践しているかを映し出す鏡となり得る。日本企業の統合報告書から企業の「統合思考経営」のレベルを探るべく、特に優れた統合報告書として評価されている1)MS&ADホールディングス、2)日本精工、3)丸井グループの3社を分析する。

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