2050年のカーボンニュートラルを実現するのに必要なイノベーション技術とは何か。地球環境産業技術研究機構副理事長・研究所長の山地憲治氏は省エネ、再エネ、電化、水素、ネガティブエミッション技術から、さらに社会システム・ライフスタイルの革新までを総動員することが必要と提唱する。
脱炭素社会に不可欠なイノベーションのあり方
脱炭素社会への道筋をつけるためには、どのようなグリーンイノベーション戦略が必要なのか。日本の2050年カーボンニュートラル達成の鍵をにぎる「脱炭素社会に向けたグリーンイノベーション―現状と今後のビジョン」をテーマに山地氏が講演した。山地氏は、2020年7月に設置され、脱炭素社会に不可欠なイノベーションのあり方を検証する「グリーンイノベーション戦略推進会議」の座長を務めている。
全文は無料会員にログインしてお読みいただけます。
残り 86 %