最新環境テックをさらっと丸わかり

環境テック革新の挑戦を2兆円規模「基金」で後押し

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「カーボンニュートラルを実現するための環境技術の現在地はどこか?」 日々、研究開発が重ねられるペロブスカイト太陽電池やバイオものづくりなどの最新環境テック。新連載では、近い将来、実用化されるこれらの最先端環境テックの概要やポイント、拓かれる未来像に迫っていく。

2020年、日本は「2050年カーボンニュートラル」を宣言。2021年には「グリーン成長戦略」が策定され、企業の野心的な挑戦を後押しすべく、2兆円規模の「グリーンイノベーション基金」がNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)に創設された。その意義や取り巻く状況について、解説してもらった(連載第1回)。

再生可能エネルギー(以下再エネ)とは、自然界に存在するエネルギー源で、太陽光・風力・水力・地熱などが含まれます。発電時にCO2を排出しない、枯渇しない、国内で生産できる、といった魅力があり、カーボンニュートラル社会におけるエネルギー源として大いに注目されています。

NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)は「グリーンイノベーション基金事業」において、次世代型太陽電池や洋上風力といったの発電技術の開発に取り組んでおり、これまでは発電装置を設置できなかった場所への設置、発電を可能とする技術を開発し、再エネの導入量を増やすことを目指しています。

カーボンニュートラルに向け、今、世界が動き出している

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