エネルギー変換効率を直近数年で飛躍的に高めたペロスブスカイト太陽電池。その技術開発ではどのようなことが行われているのだろうか。大型化と低コスト化を実現するために追究されていることとは。NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)のグリーンイノベーション基金事業担当者に解説してもらった。(連載第5回、バックナンバーはこちら)
ペロブスカイト太陽電池の開発ポイント
ペロブスカイト太陽電池は、フィルム型のものは手で持って曲げられるほど薄くて柔軟性があることに加えて軽さも兼ね備えており、その上、太陽光エネルギーを電気に変換する効率を、ここ数年で飛躍的に高めてきました。