環境用語集 ボアホール
地面などに垂直にボーリングで空けた穴。試錐孔。井戸や石油・石炭などの試掘、地質調査、地震計の設置、地中熱システムなどに用いられる。
地中熱利用システムにおけるボアホール方式とは、ボーリングマシンを用いて地中に掘削した穴(地中熱交換井)に熱交換器を挿入し、地中から採熱(または地中へ放熱)する方式をいう。通常、深度約100mの掘削が必要でコストが課題となっており、より低コストの「水平型」システムも登場している。
(官庁施設における地中熱利用システム導入ガイドライン(案)より引用)