2012年度 産業用太陽光発電システムSI市場 前年比4.6倍の4800億円に拡大

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※画像はイメージです
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富士経済は、2012年7月より施行された固定価格買取制度(FIT)により需要拡大が期待される「太陽光発電システム」や「風力発電システム」「地熱発電システム」「小型水力発電システム」をはじめ、それら不安定な自然エネルギーの普及により必要性が高まっている「蓄電システム」、新エネルギー関連として注目される「燃料電池システム」や「ヒートポンプ式給湯システム」の国内市場を調査し、その結果を報告書「2012優遇政策導入で加速するエネルギーBOS市場の現状と将来展望」として発表した。

これによると、2012年度の産業用太陽光発電システムSI市場は、FITの実施と震災後の電力供給不安の対策で需要が拡大し、前年比4.6倍の4800億円と増加が見込まれる。また、2012年度の産業用風力発電システムSI市場は、陸上での設置適地が減少し、2010年には補助金も打ち切られ、新たな設置は困難な状況にあるため、前年比4.0%減の240億円が見込まれる。今後は洋上設置にシフトしていくと見られ、2020年度には2011年度比4.5倍の1120億円が予測されている。

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