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積水ハウス、住宅のCO2排出削減でクレジット制度利用 民間で国内最大

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積水ハウス、住宅のCO2排出削減でクレジット制度利用 民間で国内最大

積水ハウスは、住宅に設置した太陽光発電システム燃料電池により削減されたCO2排出量7,271トンを取りまとめ、第32回国内クレジット認証委員会において国内クレジットとして認証を受けたと発表した。このクレジットを用いた排出権取引による売却益は、環境貢献活動へ寄付される。

今回、国内クレジットとして認証されたのは、積水ハウスと積水ハウスリフォームが太陽光発電システムと燃料電池を設置した住宅のオーナーが入会する「グリーンファースト倶楽部」(会員数17,108名、2013年2月時点)によるCO2排出削減量を取りまとめたもの。積水ハウスが国内クレジット制度に基づき同倶楽部の運営・管理を行っている。

なお、同倶楽部開始からの通算7,544トンの削減量は、樹木の削減量に換算すると約53万本に相当する。同制度においてプログラム型で認証を受けた事業の中では、国が住宅に設置された太陽光発電によるCO2排出削減量の取りまとめを行っている「グリーン・リンケージ倶楽部」に次ぐもので、住宅業界でも民間事業者としても国内最大の削減量となる。

「国内クレジット制度」は、温室効果ガスの排出削減と省エネ活動を推進することを目的として、温室効果ガス排出削減量を認証し、排出権取引等に活用できる制度。経済産業省・環境省・農林水産省が2008年10月から実施している。

積水ハウスと積水ハウスリフォームは、この制度に基づき、「グリーンファースト倶楽部」を事業主体とする太陽光発電システムと燃料電池によるCO2排出削減事業を企画し、2011年7月27日にプログラム型排出削減事業として承認を受けた。「グリーンファースト倶楽部」は現在も着実に会員数を増やしている。

両社はエコ・ファースト企業として、国内クレジット制度とオフセット・クレジット(J-VER)制度を発展的に統合し、新たに始まる「J-クレジット制度」でも排出削減事業の運用を予定している。

積水ハウスは、2009年より太陽光発電システムや燃料電池を組み合わせた環境配慮型住宅「グリーンファースト」の普及に取り組み、家庭から排出されるCO2の削減を進めている。2012年度は新築戸建住宅のうち83.8%を「グリーンファースト」が占めるまでに至っており、太陽光発電システムを11,920棟に、燃料電池を8,095棟に搭載した。

さらに2013年4月には政府が2020年までに普及を目指す「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)」を先取りしたゼロエネルギー住宅「グリーンファースト ゼロ」の販売を開始するなど、取り組みを加速している。また、積水ハウスリフォームでは、太陽光発電システムを搭載するリフォーム提案を推進しており、2012年度は6,058棟に太陽光発電システムを設置している。

【参考】
積水ハウス、宮城県で全棟ゼロエネルギー住宅の販売開始(2013/5/22)
積水ハウス、香川県に街全体が発電所の「スマートコモンシティ林町」を開発(2013/2/26)
積水ハウス、リチウムイオン電池とEV搭載電池使用の環境配慮型住宅を発売(2012/10/3)

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