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岐阜県にソーラーシェアリングのメガソーラー完成 架台下でサカキ栽培

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岐阜県にソーラーシェアリングのメガソーラー完成 架台下でサカキ栽培

岐阜県美濃加茂市牧野の県有地において、農業と再生可能エネルギーを融合させた全国でも珍しいモデルとなるソーラーシェアリングメガソーラー「美濃加茂エネルギーファーム」が完成し、1月24日に開所式が行われた。

本事業では、エネルギーの確保だけでなく、地域活性化のための取り組みとして、太陽光発電と農業事業との融合や、地域防災、小中学生の環境教育についての取り組みを行い、再生可能エネルギーや自然との共生方法について提起している。

本事業は、木曽川・飛騨川の合流部付近にある多目的広場「牧野ふれあい広場」の遊休地を借り受けてメガソーラーを建設する事業者を県が公募し、事業者として地元土木建設事業者の岐建(岐阜県大垣市)とコスモ石油販売による共同事業体を選定。岐建・コスモ石油販売特定事業共同事業体が発電と農業等を実施する。

メガソーラーの最大出力は約1.5MW。賃借面積は24,181平方メートル。縦1.7m、横1mの太陽光パネルを6,500枚設置した。想定年間発電量は約157k万6,000kWhで一般家庭約450世帯分の年間需要に相当する。

美濃加茂市のメガソーラーの下で栽培されるサカキ(※神社などで葉のついた枝が玉串として利用される常緑樹)

サカキ=神社などで葉のついた枝が玉串として利用される常緑樹

発電と農業の融合では、太陽光パネルを高さ2m以上の架台の上に設置し、その下で、日射量が少なくても育つサカキなどの農産物の栽培を始める。栽培方法を工夫し3年後の出荷を目指す計画だ。

未使用農地の上にパネルを設置して太陽光発電を行う例は近年見られるが、太陽光発電パネルの下のスペースの有効活用と地域振興を目的に、新規に農業も立ち上げる取り組みは全国的にも珍しい。また、自立運転機能機能付き防災用パワーコンディショナー(10kW)による非常用コンセントも設置しており、防災機能を強化する施設ともなっている。

施設の建設期間は平成25年7月から平成26年1月まで。事業期間は平成26年1月から平成45年12月までを予定している。1月24日に開所式とともに、美濃加茂市と同ファームの事業主体(岐建・コスモ石油販売特定事業共同企業体)との間で、災害協定締結式が執り行われた。

共同企業体の役割分担として、コスモ石油販売が太陽光発電に関する設計・施工を行い、岐建が企画、資金調達、管理運営、地域活性化、設計、施工を行う。岐建は具体的な地域貢献の取り組みとして、太陽光パネル架台下を利用した農業事業による雇用の創出と、環境教育を目的とした小中学生対象の見学コースの設営をあげている。

【参考】
岐阜県 - 県有地における大規模太陽光発電施設「美濃加茂エネルギーファーム」の完成について

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