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神戸の下水処理場でダブルエコ発電 太陽光発電とバイオガスのコジェネレーション

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神戸の下水処理場でダブルエコ発電 太陽光発電とバイオガスのコジェネレーション

大阪ガスの100%子会社、エナジーバンクジャパン(EBJ)は、神戸市と共同ですすめていた発電事業「こうべWエコ発電プロジェクト」の設置工事が竣工し、今月5日より売電を開始したと発表した。

同プロジェクトは垂水下水処理場の屋上に太陽光発電設備(約2MW、設置面積21,000平方メートル、太陽光発電パネル7,980枚)を設置し、同時に、下水道固有の資源(バイオガス)のコジェネレーション設備(350kW、ガスエンジン25kW×4台)も活用するもので、二つの再生可能エネルギーを導入し実施される。

太陽光発電設備の発電量は約200万kWh、バイオガスコジェネレーション設備の発電量は約250万kWhが見込まれ、両設備を合わせた発電量は450万kWh、おおよそ一般家庭約1,300世帯の消費電力量がまかなえる規模となる。

バイオガスは、下水汚泥や食品残渣などの有機物が発酵して発生するメタンを主成分とする可燃性ガスで、未利用の再生可能エネルギー源であることから地球温暖化対策の一つとしてその有効利用が期待されている。

なお、バイオガスコージェネの排熱は、汚泥消化タンク(下水汚泥中の有機物をバイオガスと水に分解し、汚泥の量を少量化・安定化させる設備)の加熱に利用する。

本プロジェクトでは、EBJが独自のファイナンス技術を活用して、資金調達、発電設備の設置・運営を行い、固定価格買取制度に基づき売電契約を締結する。

神戸市は事業用地の提供、バイオガスの供給などを行い、EBJより売電量に応じた対価を受け取る。

神戸市は平成22年度に、民間企業と共同で、日本初のバイオガス都市ガス導管注入実証事業を開始するなど、下水道バイオガスの有効活用に積極的に取組んできた。

またEBJでは、顧客が初期投資を行わず、再生可能エネルギーを利用した発電設備を設置できるサービス(エコウェーブ)を提供しており、同サービスをベースに発電設備の技術評価・エンジニアリング・保守メンテナンスまでをパッケージ化したスキームを構築し、昨年末までに約26MWの太陽光発電の設置契約を、自治体や企業などと締結している。

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