> > 東京都、新潟県の木質バイオマス発電に投資 都内の屋根貸し太陽光発電にも

東京都、新潟県の木質バイオマス発電に投資 都内の屋根貸し太陽光発電にも

記事を保存

東京都の舛添要一知事は、21日の記者会見で、都が注力している官民連携再生可能エネルギーファンド事業において、新潟県三条市の木質バイオマス発電事業および都内の屋根貸し太陽光発電事業に投資したと発表した。

本ファンド事業で木質バイオマス発電事業へ投資するのは初めて。舛添知事は、「バイオマス発電は太陽光風力発電と違って天候に左右されない。そういう意味で安定的な再生可能エネルギーで、これに投資する意義は大きいと思っている。今回の発電所建設により、地域の林業振興や雇用創出が図られるなど、官民連携ファンドは地域活性化にも役立っている」と説明する。

また、今後ともファンドを通じた、太陽光、風力、木質バイオマス等の再生可能エネルギーの普及拡大を進めていく考えを示した。

今回、本ファンド事業の運営事業者のひとつであるスパークス・グループが、広域型ファンドおよび都内投資促進型ファンドにおいて投資を行った。広域型ファンドでは、東京電力・東北電力管内の再生可能エネルギー発電事業を、都内投資促進型ファンドでは都内における太陽光発電事業を投融資の対象としている。

新潟県三条市の木質バイオマス発電事業について

スパークス・グループの広域型ファンドにおいて、新潟県三条市に、SGETグリーン発電三条合同会社が建設予定の木質バイオマス発電所に投資した。本発電所の出力は6,250kW、総事業費は約55億5,000万円。2017年年12月の運転開始を予定している。

都内の屋根貸し太陽光発電事業について

スパークス・グループの都内投資促進型ファンドでは、SGET東京ソーラー合同会社が運営する物流倉庫(東京都武蔵村山市)の屋根を活用した太陽光発電に投資した。本発電所の出力は約420kW、総事業費は1億2,000万円。2015年12月の運転開始を予定している。

本案件について、舛添都知事は、「都内における屋根貸し太陽光発電のモデルケースをつくる」「東京の問題は土地が高いこと。そこにソーラーパネルで発電するというのは非常に難しかったが、倉庫の屋根を使うと、工期も短縮するし採算性も出てくる」と説明する。

官民連携再生可能エネルギーファンド事業について

東京都は、再生可能エネルギーの広域的な普及促進と民間の資金やノウハウの活用を目的に、官民連携再生可能エネルギーファンド事業の準備を進めてきた。今年2月、本ファンド事業において、ファンド運営事業者をT・JAGグリーンエナジー合同会社およびスパークス・グループとするファンドを設立した。東京都は各ファンドに5億円を出資している。

T・JAGグリーンエナジー合同会社が運営するファンドは、4月に、第1号案件として、日本アジアグループが開発した神奈川県大井町と埼玉県行田市のメガソーラー事業に投資した。また、スパークス・グループの広域型ファンドは、今年5月に、青森県三戸郡新郷村に建設予定の風力発電施設に投資した。

【参考】
東京都 - 官民連携再生可能エネルギーファンドの投融資案件について

関連セミナー・イベント情報

関連カテゴリ

プレスリリースを受け付けております

環境ビジネスオンラインでは、皆様からの環境に関する情報をお待ちしています。

新製品・新サービス、研究内容、法令情報、イベント・セミナー、海外の環境ビジネス情報など、お気軽にお寄せ下さい。お送り頂いた内容を、編集部にて拝見いたします。

こちらから、必要事項をご記入ください

Copyright © 2012 日本ビジネス出版. All rights reserved.