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鳥取県、水素エネルギー実証拠点設置へ 太陽光発電や燃料電池車との連携も

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鳥取県、水素エネルギー実証拠点設置へ 太陽光発電や燃料電池車との連携も

鳥取県と、鳥取ガス(鳥取県鳥取市)、積水ハウス(大阪府大阪市)、本田技研(東京都港区)の4者は、1月25日、同県の「水素エネルギー実証(環境教育)拠点整備プロジェクト」について事業協定を締結した。

同プロジェクトでは、鳥取ガスグループの敷地内に、太陽光発電の自然エネルギーを利用した水素ステーションを、日本海側で初めて設立するほか、スマートハウス燃料電池車をつなぐV2Hの実証実験を実施する予定だ。

事業概要は下記の通り。

  1. 水素社会の仕組みについて環境教育を行う拠点である水素ステーションと、太陽光パネルを設置する。
  2. 太陽光発電による電力で、水を電気分解し水素を製造・供給する設備「スマート水素ステーション」を設立する。同水素ステーションは、ホンダ独自の高圧水電解システムを採用したパッケージ型水素ステーションだ。
  3. 同スマート水素ステーションで製造した水素を、ホンダの燃料電池車(FCV)CLARITY FUEL CELL(今年3月より国内でのリース販売開始予定車種)に供給する。
  4. 同敷地内の積水ハウスの展示場「いなばの四季展示場(床面積は約260平方メートル)」をスマートハウス化して、燃料電池やFCVから住宅へ電力供給を行うV2Hの仕組みが体験できるようにする。
  5. 同敷地内には学習エリアが設けられ、水の電気分解により水素を作るなどの実演を行い、子どもから大人まで学べる環境教育拠点を設け、水素エネルギー活用の理解促進を行う。

同事業における、4者の役割分担は、以下の通り。

同県がSHS設置費用一部及び、スマートハウス・学習エリアの整備費用の負担、4者間の調整などを、鳥取ガスは水素ステーションの整備と運営などを行う。また、積水ハウスはスマートハウスの設計整備を実施し、ホンダは水素ステーションの技術的ノウハウとFCVを提供する。

同県の目指す「水素の暮らし」は、再生可能エネルギーやガスを有効活用し、FCVを非常用電源に活用することによる防災力の向上などを目的に、水素の利活用を促進するもの。

鳥取県の目指す「水素の暮らし」

鳥取県の目指す「水素の暮らし」

また、同県は、この事業協定の実証実験で環境省が実施する2016年度の「再エネなどを活用した水素社会導入事業」に応募し、モデル事業として採択されることを視野に入れている。

【参考】
鳥取県 - 「水素エネルギー実証(環境教育)拠点整備プロジェクト」協定を締結

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