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新電力各社の電気料金プランに合わせて自動調整する、新型エコキュート発売

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新電力各社の電気料金プランに合わせて自動調整する、新型エコキュート発売

三菱電機は23日、ヒートポンプ給湯器「エコキュート」の新商品として、電力小売全面自由化により多様化する電気料金メニューに対応する「Sシリーズ」、「Aシリーズ」計32機種を7月8日に発売すると発表した。

省エネ性を向上するとともに、三菱HEMS(家庭用エネルギー管理システム)との接続による太陽光発電システムとの連携運転機能を搭載した。

希望小売価格(税抜き)は、ふろ配管を自動洗浄する機能や、利用者の節水意識向上に貢献する「給湯ガイド」機能を備えたSシリーズが80万円~105万5,000円、Aシリーズが77万円~98万5,000円。タンク容量はともに370L~550L。月産台数は両シリーズの合計で1万台。

3つの特長で省エネ運転をサポート

新商品の具体的な特長は3点。

まず、「電力契約モード」の拡充で、多様な電気料金プランに柔軟に対応する。電力会社の電気料金プランに合わせて自動調整する「電力契約モード」を、東京電力エナジーパートナーや関西電力など大手電力会社10社の4月以降の新電気料金プラン12種類を追加し計23種類にした。また新機能「マニュアル設定モード」により、「わき上げ開始・終了時間」のほか「運転能力」「わき上げピーク時間」「土日設定の有無」などを個別設定でき、大手電力会社10社以外の多様な料金プランにも柔軟に対応する。

次に、ヒートポンプユニットの熱交換器の高効率化により省エネ性を向上し、全機種で「2017年度省エネトップランナー基準」を達成した。年間給湯保温効率(JIS)(「1年間に使用する給湯と風呂保温に係る熱量」÷「1年間に必要な消費電力量」)は「Sシリーズ」で従来の3.3から3.4に、「Aシリーズ」で従来の3.0から3.3に向上(一般地向け370L・460L機種において)している。

3つ目として、太陽光発電システムとの連携により、各家庭のニーズに合わせた運転を実現する。三菱HEMSとの接続による同社太陽光発電システムとの連携運転機能を搭載。各家庭のニーズに合わせて「売電優先」「余剰活用」「太陽光発電出力制御連携」の3つの運転モードから選択できる。なお、太陽光発電システムとの連携運転は、出力制御機能対応パワーコンディショナなど、出力制御システムの構築が必要となる。

エコキュートとは

エコキュートは、「空気の熱を利用してお湯をつくる」ヒートポンプ給湯器。ヒートポンプは、空気中などから熱を集めて効率的に大きな熱エネルギーとして利用する技術をいう。

エコキュートでは、ヒートポンプユニットで、屋外の空気から熱を集めて、その熱をお湯のわき上げに活用する。電気のエネルギーも必要になるが、ヒートポンプ式のため、少ない電気で高効率な運転が可能で、省エネ性能が評価されている。

家庭用エコキュートは、一般に割安な夜間電力などを利用しお湯を沸かすため、電気代が割安となる。電気料金プランに合わせて、上手に使用することがポイントだ。

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