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低炭素投資促進機構(東京都中央区)は1月20日、固定価格買取制度(FIT法)による入札制度に基づいて実施した、太陽光発電の第5回入札とバイオマス発電の第2回入札結果を公表した。太陽光発電の入札量(募集容量)は416.1918MW(416,191.8kW)で、上限価格非公表として実施された。開示された上限価格は13.00円/kWh。
またバイオマス第2回入札(2019年度)は、入札に参加したすべての事業計画について上限価格を下回る応札がなかったため、落札者はなかった。なお今回の入札対象は、出力10,000kW以上の一般木材等バイオマスによるバイオマス発電設備およびバイオマス液体燃料によるバイオマス発電設備。入札量(募集容量)120MW(120,000kW)で、上限価格非公表として実施された。今回開示された上限価格は19.60 円/kWh。
情報漏えいで入札スケジュールずれ込む
今回の入札は、当初2019年12月中に入札募集と結果公表がなされる予定であった。しかし2019年11月、入札システム上で入札情報が他の入札参加者からも閲覧可能な状態となっていたことが発覚したため、システム停止と入札日程等の再設定がなされていた。
なお、太陽光発電落札者と落札結果概要は下記に示す通り。
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