住友林業、RE100に加盟　卒FIT電気を「住友林業の家」から買取など

住友林業（東京都千代田区）は3月31日、事業活動で使用する電力を100%再生可能エネルギーで調達することを目指す国際的イニシアチブ「RE100」に加盟したと発表した。2040年までに同社グループの事業活動で使用する電力と発電事業における発電燃料を、100％再生可能エネルギーにすることを目指す。

同社は2019年11月から「住友林業の家」オーナーを対象に、「スミリンでんき」を開始した。再エネの固定価格買取制度（FIT）による買取期間が満了する住宅用太陽光発電の余剰電力買取と、電力供給の代理販売サービスだ。同社は、この「スミリンでんき」を、国内の事務所や展示場などで有効利用するとともに、発電事業における発電燃料の100％再エネ化を目指す。海外では、それぞれの国のエネルギー政策や制度を活用し、最適な再エネ導入を目指すという。