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プラスチック問題を考える

第2回 見えてきた国内外の規制動向 EUでは使い捨て製品禁止へ

第2回のテーマは「国内外の規制動向」である。ここでは、プラスチック問題を巡る諸課題の解決に向けた基本的な方向性として、(1)廃棄物となるプラスチックの抑制、(2)それでも廃棄されるプラスチックの回収および再生利用、(3)脱炭素社会に向けたプラスチックのバイオマス素材への代替やプラスチック原料のバイオマス化を軸に、各国・地域の規制や推進施策を紹介する。

使い捨てにより廃棄物となるプラスチックの抑制

廃棄物となるプラスチックの抑制策として、最もインパクトの大きい制度は、EUの「特定プラスチック製品の環境負荷低減に関わる指令」(※1)(DIRECTIVE (EU) 2019/904:on the reduction of the impact of certain plastic products on the environment)であろう。この指令では、調理しない発泡スチレン製食品容器(※2)や、カトラリー、ストロー、プレート、綿棒、風船の棒へのプラスチックの利用などを禁止している。EU各国は、2019年5月にEU理事会にて採択されたこの指令に沿って、2021年7月までに、国内法制度を整備する必要がある。

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