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プラスチック問題を考える

第1回 なぜ今プラスチック問題なのか 世界の潮流と解決への道筋は?

廃プラスチックの環境影響や削減の取り組みが、国内外で連日報道されている。その要因としては、(1)海洋プラスチックごみが世界共通課題として認識されたこと、(2)中国をはじめ、これまで廃プラスチックを輸入してきた国々が、その質の悪さ、汚れを問題視し、受入禁止やシップバックなどの措置をとるようになったこと、(3)すでに世界共通課題となっている脱炭素社会に向けた対応としてもプラスチックの原料代替が注目されるようになったことなどが挙げられる。これら3つの要因について、詳しくみていきたい。

世界共通課題と認識されはじめた海洋プラスチックごみ

2019年6月に大阪で開催されたG20では、首脳宣言に、2050年までに海洋への廃プラスチック新規流出ゼロを目指す「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」が盛り込まれた。これをさかのぼること一年前に開催された2018年6月のカナダシャルルボワG7会合では、「海洋プラスチック憲章」が採択されたが、米国とともに日本は署名しなかったため、国内外から批判を浴びた(署名したのは、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、イギリスとEU)。このたび、日本、米国を含めた先進国に加え、アジア、アフリカ、南米、中東などの新興国も含めた共通目標が定められたことになる。

(※全文:2926文字 画像:あり)

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