環境用語集 IRR

内部収益率(Internal Rate of Return.)。事業収益率を示す指標。投資の収益性について、市場金利などと比較して評価するための指標として投資効率判定に用いられている。現在、投資しようとしている金額と将来得られると考えられるキャッシュフローの現在価値とが等しくなるような収益率を指し、事業の現在価値が費用の現在価値と等しくなる割引率を求めることで、内部利益率が資本コストよりも大きければその投資は有利であり、資本コストより小さければ不利であると判定する。投資額が同じ場合、収益額が多く、収益の回収が早いほどIRRの数値は高くなる。

2012年4月27日に経済産業省・調達価格等算定委員会が出した買取価格案は、建設費や維持費用に適正な利潤を乗せて決定されており、電源別の事業リスクを勘案して各IRRを設定している。

関連:固定価格買取制度

IRRに関連するその他の情報・ニュース