環境用語集 バイナリー発電
バイナリー発電とは
水より沸点が低い媒体(水とアンモニアの混合物等)と熱交換し、この媒体の蒸気でタービンを回す発電方法。
低温の蒸気や熱水を発電に利用でき、地熱や温泉熱、工場廃熱の有効活用として期待されている。温泉を利用したバイナリー発電は地熱発電として再生可能エネルギーの固定価格買取制度の対象になっている。
環境ビジネスオンラインでは「小型バイナリー発電機 注目メーカー一覧」として、10社の製品比較記事を掲載している。(2014年4月時点)小型バイナリー発電機は20~100kWの機種が多く、発電事業としても数十kW程度の比較的小規模な設備が多かったが、2014年12月には宇宙事業のコスモテックが別府温泉で500kWのバイナリー発電を開始している。