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豊田市の電気自動車シェアリングサービス、今秋20カ所に拡大

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豊田市の電気自動車シェアリングサービス、今秋20カ所に拡大

トヨタ自動車は、豊田市の低炭素社会モデル地区である「とよたエコフルタウン」に、発電・蓄電・給電とエネルギーマネジメント機能を備えた、電動モビリティの充電ステーション「スマートモビリティパーク」を設置したと発表した。

本ステーションのサイズは、25m×7.89m×2.6mm。駐車可能台数は超小型電気自動車(EV)6台、電動アシスト自転車5台。太陽光発電(最大出力2.1kW)と蓄電池(総容量7.8kWh)を備えており、系統電力への負担抑制に向けてエネルギーマネジメントを実施することが可能。充電機(定格:単相AC200V 50Hz/60Hz)は、国内主要のEV、プラグインハイブリッド車に対応する。

本ステーションは近距離移動を想定したシェアリングサービス「Ha:mo RIDE(ハーモ・ライド)」の拠点の一つとして、今秋より稼働する予定。当面は体験用として、超小型EV「コムス」(トヨタ車体製)3台と電動アシスト自転車「PAS」(ヤマハ発動機製)5台を設置し、ICカードを使った認証・開錠による車両の無人貸出の体験や、同モデル蓄内での「コムス」や「PAS」の試乗を行う。

本ステーションでは、太陽光発電と蓄電池、系統電力を併用して電動モビリティへの充電を行う。また、一般家電用電源コンセントを備え、非常時には蓄電池に蓄えた電力を電化製品などに給電することもできる。

ステーションに設置されたモニター画面(46インチ)には、発電時・蓄電時・系統電力使用時・電動モビリティへの充電時の電力状況などを表示する。それらの推移を1分単位で測定し、昼間の充電に太陽光発電による電力が不足する場合は、深夜に蓄えた系統電力を使用するなど、系統電力のピークシフトを図るエネルギーマネジメントを実施する。

今後は、地域エネルギーマネジメントシステム(EDMS)と連携し、豊田市のEDMS実証実験に参加する世帯の電力需給状況を踏まえて、ステーションの運営と地域系統電力への負担抑制を両立するエネルギーマネジメントの検証を実施する予定。

トヨタは、2012年10月から都市交通システム「Ha:mo(ハーモ)」の実証運用を行い、豊田市内の中京大学および最寄駅計4カ所にステーションを設置し、近距離移動用のシェアリングサービス「Ha:mo RIDE」を提供している。今秋より、サービスエリアを豊田市中心部に拡げ、超小型EVと電動アシスト自転車各100台程度、ステーション約20ヵ所、会員約1,000名の規模に拡大し、有料サービスとする計画。

「Ha:mo RIDE」は、経済産業省が行う「次世代エネルギー・社会システム実証事業」として採択を受け、豊田市で実施しているもの。EDMSと連携したエネルギーマネジメントの検証も本プロジェクトの一環として実施する。なお、今回設置した充電ステーションは、2011年の東京モーターショーに出展した「トヨタスマートモビリティパーク」のコンセプトがベースとなっている。

【参考】
トヨタ、愛知県豊田市で都市交通システム「Ha:mo(ハーモ)」の実証運用を開始(2012/10/2)
新型「コムス」は、安いか、高いか?(2012/7/12)

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