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島根県・隠岐諸島の蓄電池システム実証事業 連繋するのは太陽光・風力

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中国電力は、島根県・隠岐諸島におけるハイブリッド蓄電池システムによる技術実証事業において、新たに導入を決定した約8,000kWの再生可能エネルギーの具体的な内容について発表した。

旧隠岐空港跡地(島根県有地)に旭メガソーラー隠岐発電および隠岐一畑交通・一畑電気鉄道(共同事業体)がそれぞれ1,500kWのメガソーラーを設置するほか、海士町にエネルギア・ソリューション・アンド・サービスが2,000kWの風力発電を設置する。また、隠岐の島町では、既連系申込分(非公表)によるメガソーラーの設置を約2,000kW、隠岐諸島全域の住宅用太陽光の増加分による設置を約500kW(見込み)、を計画している。

今回決定した導入量(約8,000kW)と既存の導入量(約3,000kW)により、隠岐諸島における再エネ導入量は合計約11,000kWとなる。

本実証事業は、送電線が本土と連携していない隠岐諸島において、再エネ導入量の最大化を図るための対策として、環境省の補助事業採択を受け実施するもの。特性の異なる2種類の蓄電池を組み合わせ、それぞれの特長を活かしたハイブリッド蓄電池システム(出力6,200kW)を構築し、蓄電池の効率的な充放電管理・制御手法などに関する技術実証を、地元自治体等と連携して実施する。

中国電力は本実証事業を進めるにあたり、地元自治体や他事業者の協力により、約8,000kWの再エネを新たに導入するとしていた。

今回設置する予定のハイブリッド蓄電池システムは、NAS(ナトリウム・硫黄)電池(出力4,200kW)とリチウムイオン電池(出力2,000kW)。電力系統制御用のハイブリッド蓄電池システムの活用は、国内初の画期的な取り組みとなる。

今後、平成27年度~平成29年度の3年をかけ,再エネ導入拡大における技術的課題の解決に向け、本実証事業に取り組む。

新規再エネ導入計画の内容

種別 設置場所 再エネ事業者 出力
メガソーラー 隠岐の島町
(旧隠岐空港跡地[島根県有地])
旭メガソーラー隠岐発電 1,500kW
[共同]隠岐一畑交通(代表)・一畑電気鉄道 1,500kW
隠岐の島町 非公表(既連系申込分) 約2,000kW
住宅用太陽光 隠岐諸島全域(増加分) 約500kW
(見込み)
風力 海士町 エネルギア・ソリューション・アンド・サービス 2,000kW
新規再エネ合計 約8,000kW
【参考】既存再エネ(風力・住宅用太陽光・水力) 約3,000kW
ハイブリッド蓄電池システム技術実証事業概要図

ハイブリッド蓄電池システム技術実証事業概要図

【参考】
中国電力 - 隠岐諸島におけるハイブリッド蓄電池システム実証事業に伴う再生可能エネルギー導入計画の決定について

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