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再エネも蓄電池も最適運用 日本オラクル、電力網管理システムをバージョンアップ

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日本オラクル(東京都港区)は、スマートグリッド上の蓄電池風力発電システム太陽光発電システムによる再生可能エネルギーを管理対象として拡充し、スマートグリッドの包括的管理を可能とした電力網管理システムの最新版を発表した。

今回発表したのは電力網管理システムの最新版「Oracle Utilities Network Management System Version 1.12.0.2」。

機能を強化した最新版では、スマートグリッド上に設置された監視制御システム(SCADA)より、太陽光発電システム、風力発電システムや蓄電池などの電力量のデータを取得、監視、管理する。

さらに、これらの再生可能エネルギーによる電力を、電力需要者に最適に供給するプロセスも提供する。これにより、日本でも今後さらにスマートグリッドが普及した際、電力会社による効率的かつ安定的な電力供給を支援する。

「Oracle Utilities Network Management System」は、電力会社が管轄地域への電力供給が安定的に実施されているかを監視し、停電が発生した場合は即時に回避策としての供給経路をシミュレーションして実行し、さらに停電箇所が復旧した際には再度もとの経路に戻すといった電力網の監視・管理を行うためのアプリケーション製品。

従来の本システムは、送電網の監視および制御を行うSCADA(Supervisory Control And Data Acquisition/監視制御システム)と呼ばれる仕組みを活用し、電力を各家庭、企業や工場などの電力需要者に供給するプロセスの監視と管理を行うための機能を提供してきた。

オラクル・ユーティリティ担当シニア・バイスプレジデント兼ゼネラルマネジャーであるロジャー・スミス氏は、最新版について下記のように述べている。

「スマートグリッド上のデータを柔軟に管理することにより、電力供給における信頼性の向上とコスト削減を可能にする。同製品は拡張性のあるリアルタイムなデータモデルと最適化された分析エンジンによって、変電所と分散電力の管理の両立が求められる環境で、電力供給の自動化を支援する」


「実際の運用実績に加え、拡張性があり、かつ分散型エネルギーを管理することができる先進的な電力供給システムとして、公益企業のニーズに応えるソリューション」


日本オラクルについて

日本オラクルは、オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立された。企業の事業活動の基盤となるソフトウェア・ハードウェアならびにそれらの利用を支援する各種サービスの提供を行っている。

データベースやミドルウェアなどの技術基盤や公益企業向け業務アプリケーション群「Oracle Utilities」などのオラクル製品は、世界の公益企業2,600社で導入されている。電力供給管理システムは、「Oracle Utilities」の重要なコンポーネントの一つ。

日本でも、「Oracle Utilities」製品やオラクルの高速データベースマシン「Oracle Exadata Database Machine」をはじめとする技術基盤を、公益企業向けに積極展開している。「Oracle Exadata Database Machine」は、東京電力がスマートメーターから取得するデータの高速処理IT基盤に導入されている。

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