> > 竹中工務店、デマンドレスポンス対応BEMSの実証実験をスタート

竹中工務店、デマンドレスポンス対応BEMSの実証実験をスタート

記事を保存
竹中工務店、デマンドレスポンス対応BEMSの実証実験をスタート

竹中工務店は、NEDOの支援事業を活用して、太陽光発電、発電機、電気自動車などの分散型電源を直流で一括制御し、建物の電力消費に応じてリアルタイムに充放電することができるエネルギー制御システム「I.SEM(アイセム)」を開発し、TAK新砂ビルに初導入し、実証試験を開始した。

「I.SEM」とは、建物の負荷予測を行い、熱源や空調機器などの運転を最適に計画し、計画通りの電力デマンドを達成する、エネルギーマネジメントシステム。マネジメント機能を、同社が開発したクラウド活用の情報プラットフォーム上に構築することで高速処理が可能になり、初めて居住者の意向を反映させるパーソナル対応のデマンドレスポンスを負荷予測に加味し、最先端のリアルタイム制御を実現している。

これにより、予測から運転までを一貫して高精度・高効率で行うことが出来、計画通りの電力デマンドを達成することで多様な料金メニューに対応が可能となる。

また、「I.SEM」は特徴として以下の4つのシステムを有する。

  • 「負荷予測システム」…居住者の意向を反映させるパーソナル対応デマンドレスポンスを加味する。
  • 「最適運転計画システム」…複雑な熱源やEVを最適化して電力調達を計画する。
  • 「リアルタイム制御システム」…太陽光発電や発電機など多様な電源を最適にコントロールして空調や照明と統合して電力デマンドを制御する。
  • 「MSEG」…multi-source energy gatewayの略。停電時には多様な電源を活用して自立運転を行う。
TAKイーヴァックでの導入事例

同社は、今後は、TAK新砂ビルでの実証データの蓄積を行うことで、さらにシステムの充実を図るとともに、オフィスビルを始め、集合住宅や学校・大型ショッピングセンター・駅ビルなどにエネルギーマネジメントとBCPニーズの高い建物を提案していく構えである。

なお、今回の実証事業は、2012年度から実施しているNEDO支援事業「戦略的省エネルギー技術革新プログラム」の基で行われた。同プログラムは、「省エネルギー技術戦略」で掲げられた産業、家庭・業務、運輸部門等における日本の省エネルギーに寄与する14の重要技術を中心に、中小・ベンチャー企業、大手企業、大学、研究機関などに対して、開発・導入シナリオの策定等から事業化まで支援する。

関連セミナー・イベント情報

関連カテゴリ

プレスリリースを受け付けております

環境ビジネスオンラインでは、皆様からの環境に関する情報をお待ちしています。

新製品・新サービス、研究内容、法令情報、イベント・セミナー、海外の環境ビジネス情報など、お気軽にお寄せ下さい。お送り頂いた内容を、編集部にて拝見いたします。

こちらから、必要事項をご記入ください

Copyright © 2012 日本ビジネス出版. All rights reserved.