
経済産業省は、自動車新時代戦略会議(第2回)において「2050年までに世界で供給する日本車について、世界最高水準の環境性能を実現する」という長期ゴールを世界に掲げる考えを示した。1台あたりの温室効果ガスは2010年比で8割程度削減、乗用車は9割程度の削減を目指す。
こうした水準が達成される場合、様々な前提によるが、2050年に世界に供給する乗用車における電動車(電気自動車、プラグインハイブリッド車、ハイブリッド車、燃料電池車)の割合は100%に達すると想定している。
日本として掲げている、次世代自動車の国内普及目標(2030年までに5~7割)は、長期ゴールの実現に向けた重要なマイルストーンと位置付ける。その実現に向けて取り組みも加速させる。
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