ネクストエナジー、蓄電池をセットに自家消費型モデルを展開 CATLと提携
ネクストエナジー・アンド・リソース(長野県駒ヶ根市)は、世界最大手電池メーカーである中国の寧徳時代新能源科技(CATL)と蓄電池の開発・販売において業務提携したと発表した。この業務提携により、固定価格買取制度(FIT制度)を利用しない、自家消費型の太陽光発電設備の普及を見据え、定置用蓄電池事業を推進する。
CATLは、電気自動車(EV)向けと定置型向けの蓄電池の開発・生産・販売を手がけ、現在、世界中の主要自動車メーカーと戦略提携している。CATLとトヨタ自動車(愛知県豊田市)は7月17日、EVや燃料電池車などの新エネルギー車(NEV)用電池の開発・供給で包括的パートナーシップを締結したことを発表している。CATLは、今後の戦略を見据え、ビジネスをEV向けのみならず定置型向けの蓄電池にも拡大しており、日本を戦略的に重要な地域と位置付けている。
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