レノバ、宮城で75MWのバイオマス発電 日揮が建設プロジェクトを受注

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石巻ひばり野バイオマス発電事業 イメージ図(出所:レノバ)
石巻ひばり野バイオマス発電事業 イメージ図(出所:レノバ)

レノバ(東京都中央区)は3月24日、同社が宮城県石巻市において開発を主導する大型バイオマス発電事業に関する最終投資決定を行い、併せて、金融機関との間でプロジェクトファイナンスによる融資関連契約を締結したと発表した。また、同日、国内EPC事業会社である日揮(神奈川県横浜市)がこの事業において、バイオマス専焼発電設備建設プロジェクトを受注したと発表した。

この石巻ひばり野バイオマス発電事業は、レノバが設立した石巻ひばり野バイオマスエナジー(東京都中央区)が事業主体となって推進するプロジェクトで、石巻市潮見町に出力74.95MW、年間発電量約53万MWh(一般家庭約17万世帯の年間使用電力量に相当)の国内最大級となるバイオマス専焼発電所を新設・運営するもの。発電用燃料は、木質ペレットパーム椰子殻(PKS)を使用する予定。売電単価は24円/kWh(一般木質バイオマス)。2020年11月に着工、2023年5月の運転開始を予定している。

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