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ヒートポンプで実現 15トンボイラ1基分の蒸気レス化

環境ビジネス編集部

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ヒートポンプで実現 15トンボイラ1基分の蒸気レス化

日野自動車羽村工場では2008年に水性塗装工場の移設・リニューアルを行い、それに合わせて空調用にヒートポンプを導入している。さらに2009年、塗装工場があった場所に新しい車体・組み立てラインを引き、そこの一部にもヒートポンプを6台設置した。これは、ロスの多い「蒸気」を使わずに、エネルギーを効率的に使い、コストとCO2を削減する「蒸気レス化」の一環として行っている。


ヒートポンプ15台で15トンボイラ1基分の働き

工場内の配管に設置された青い計測器

蒸気の量の"見える化"に一役買う、工場内の配管に設置された青い計測器

新塗装工場

新塗装工場に導入された15台のヒートポンプは、15トンボイラ1基分の働きをしている


エネルギーセンター

エネルギーセンターでは、工場内の蒸気の制御を行っている。


モニター画面

工場内の蒸気の様子が一目で分かるモニター画面

近年の重油価格の高騰、政府の工場に対するCO2削減の要請などに対応するため、日野自動車羽村工場では、「蒸気レス化」に取り組んでいる。そのきっかけは2003年に重油単価が99年比で約2倍となったことだった。「価格の高騰を知った役員からも、"なぜ効率の悪い蒸気を使っているのか""蒸気以外のエネルギーを使う方法はないのか"といった意見が出てきました。私も、重油価格の先を見越してエネルギー転換をしていく必要があると考えていました」と日野自動車羽村工場施設管理課・課長の大竹光一氏は話す。

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