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太陽光発電にも必要な雷対策 周囲への落雷でPCSを破壊

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被害件数増加の可能性

太陽光発電システムの雷被害は、05~08年に行われたNEDOの調査では10kW以上のシステムの場合、発生率は年間1~2%となっている。これについて静岡大学大学院工学研究科電気電子工学専攻の客員教授、横山茂氏は「太陽光発電システムが雷被害を受ける確率は一般の建物と同レベルにある」とする。

それでも100基設置すれば1~2基が落雷による被害を受ける可能性を否定できないわけで、また同じくNEDOの99~02年の原因別被害状況調査では、さまざまな被害のうち明らかに雷被害とわかるものが全体の4%を占め、さらに原因不明のなかにも雷に起因するものがあると考えられている。メガソーラーの登場で周囲に建物のない非常に広い敷地に設置するケースも多くなり雷被害もより発生しやすい環境になってきた。同氏も今後は「導入件数の増加とともに被害発生の件数も増えるのでないか」と指摘する。

(※全文:1,368文字 画像:なし 参考リンク:なし)

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この記事の著者

横山 茂氏
横山 茂(よこやま・しげる)

 1947年3月5日仙台市生。1969年5月 東京大学工学部電子工学科卒業。同年(財)電力中央研究所入所。電気絶縁部長、首席研究員などを経て、2009年同所研究顧問、2012年3月退職。2011年11月より静岡大学工学部 客員教授。主に、電力設備、建築物、風力発電設備、人体などの雷害対策の研究に従事。工学博士。2001年4月~2007年3月九州大学教授兼任。2001年電気学会副会長。現在IEC TC81(雷保護)国内委員会委員長。1989年電気学会著作賞、1993年同論文賞、2003年同業績賞、2010年同進歩賞などを受賞。

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