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2015年に開催された準備会合(ADP)の概要と『パリ合意』への道―

COP21:世紀の『パリ協定』合意までの交渉の道のり(その6)

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COP21について、日本政府代表団の交渉官として参加した島田 久仁彦氏に、会議で決定された項目の解説や緊迫した交渉の現場を語ってもらう人気コラムの第6回目。前回は、11月29日からスタートした本会議の白熱した議論の模様を伝えた。第6回目となる今回は、フランス議長団の巧みな議事進行と、大きな問題であった先進国と途上国との対立、その中間に位置する経済移行国との攻防について、交渉の舞台裏を語る。

議長のファビウス仏外務大臣と彼のチームが最初に行ったことは、これまでの交渉テキストをもとに、議長権限で協定の起草作業に入ったことだ。ただし、コペンハーゲンにおける閉鎖性ゆえの失敗を繰り返さないよう、12月6日に提示した最初の草案ではクリエイティビティーは排除されており、あくまでもテキストの整理に徹した、とても透明性の高いプロセスだった。

(※全文:2,070文字 画像:なし 参考リンク:なし)

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この記事の著者

島田 久仁彦(しまだ・くにひこ)

環境省参与

国際的に有名な交渉ストラテジストとして知られ、国際会議のファシリテーションのプロフェッショナルとして認められている。著書に『交渉プロフェッショナル:国際調停の修羅場から』(NHK出版)などがある。

これまでに環境省国際調整官として気候変動交渉で政府代表団でリード交渉官を務めると同時に、数々の議題で交渉の議長なども歴任。

2010年10月に名古屋で開催された生物多様性第10回締約国会議(CBD-COP10)では、議長補佐を務め会合の成功に寄与した。環境問題、とくに気候変動問題には、1997年から関わっており、気候変動の国際交渉においては知らない人がいないと言われるほど名が知られている。2012年3月、これまでの活動が評価され、世界経済フォーラムのYoung Global Leaders 2012(YGL2012)に選出された。

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