COP21の準備会議に日本政府代表団の交渉官として参加した島田 久仁彦氏に、会議で決定された項目の解説や緊迫した交渉の現場を語ってもらう人気コラムの第4回目。前回は、各国の思惑が入り乱れる準備会議の模様や、2020年までの緩和の野心向上(ワークストリーム2:WS2)について解説。今回は、6月、9月、10月会合の模様と、島田氏の提言をまとめてもらった。
6月会合では、2020年までの野心向上、及びそのためにCOP20決定においてADPに要請された「技術的検討プロセス」の推進を含むCOP21決定に含めるべき要素について、ファシリテーター(外務省 吉田交渉官)の下、議論が行われた。
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