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2015年に開催された準備会合(ADP)の概要と『パリ合意』への道―

COP21:パリ合意への道筋(その2)

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COP21の準備会議に日本政府代表団の交渉官として、参加した島田 久仁彦氏に、会議で決定された項目の解説や緊迫した交渉の現場を語ってもらう人気コラムの第2回目。前回はCOP21で交渉文書となる「ジュネーブテキスト」がまとまるまでの紆余曲折を語ってもらった。今回は、交渉テキスト作成後に行われた準備会議(ADP2-9)の内容について解説する。

ジュネーブテキスト作成受け、各国の論点を明確化

6月に開催された会合(ADP2-9)は、交渉テキスト作成後に初めて開催されるADP会合であり、2週間の会期中、当該テキストの内容を整理・統合し、COP21における合意の採択に向けて作業を加速化させることを目的とし、下記の章ごとに共同議長から任命された共同ファシリテーター(各、正副2名ずつ)の下で議論がされ要素の整理が行われた。

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この記事の著者

島田 久仁彦(しまだ・くにひこ)

環境省参与

国際的に有名な交渉ストラテジストとして知られ、国際会議のファシリテーションのプロフェッショナルとして認められている。著書に『交渉プロフェッショナル:国際調停の修羅場から』(NHK出版)などがある。

これまでに環境省国際調整官として気候変動交渉で政府代表団でリード交渉官を務めると同時に、数々の議題で交渉の議長なども歴任。

2010年10月に名古屋で開催された生物多様性第10回締約国会議(CBD-COP10)では、議長補佐を務め会合の成功に寄与した。環境問題、とくに気候変動問題には、1997年から関わっており、気候変動の国際交渉においては知らない人がいないと言われるほど名が知られている。2012年3月、これまでの活動が評価され、世界経済フォーラムのYoung Global Leaders 2012(YGL2012)に選出された。

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