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再エネ主力電源化に向けた二つ目の課題
二つ目のタイプが、太陽光や風力といった出力変動が激しく稼働率も低い電源だ。その稼働率や出力変動を補うために蓄電池や火力発電所を併用するのが日本で主流のやり方だが、それにより発電コストが上昇。導入の弊害となっている。橘川氏はコストダウンの一手として、コージェネ(熱電併給)を紹介。「余った電力で熱を作り、その熱で温水を作って供給する。温水用パイプラインの敷設が条件となりますが、2050年までであれば実現可能な構想です」と話した。
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