特集「2024年の論点」

国内市場規模120兆円 ―鉱物資源争奪時代のサーキュラーエコノミー(前編)

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産業政策や経済安全保障に直結しているサーキュラーエコノミー。資源外交の軸足が原油から脱炭素転換を支える鉱物資源に移る中、押さえておくべきポイントやビジネスチャンスは何か。市場動向についてPwCコンサルティングのディレクター齊藤 三希子氏に解説してもらった。(特集「2024年の論点」バックナンバーはこちら

サーキュラーエコノミー(以下、CE)とは、「資源の非効率性(無駄)を減らし、いかに価値を最大化するか」である。有限な資源を最大限活用するためには、資源価値と製品価値の最大化が不可欠である。つまり、バリューチェーン上のあらゆる機会を捉えて資源の無駄を減らし、回収した副産物や廃棄物を有効利用して新しい価値を創造し、資源効率性を高める必要がある。

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