環境用語集 レドックスフロー電池

レドックスフロー電池とは

バナジウム等のイオンの酸化還元反応を利用して充放電を行う蓄電池

電極や電解液の劣化が殆どなく長寿命であり、発火性の材料を用いていないことや常温運転が可能なことから安全性が高い。

電力系統用蓄電池に適した特性をもっており、今後、太陽光風力等の再生可能エネルギーの導入を拡大していく上で必要となる系統の安定化技術として期待されている。住友電気工業が実用化技術を確立し、世界に先駆けて量産体制を構築した。

2015年2月現在、北海道電力と住友電気工業は、北海道電力「南早来変電所」で風力や太陽光発電の出力変動に対する調整力としての性能検証を行う実証実験に向けレドックスフロー電池の設置工事を行っている。

(経済産業省 日本提案によるレドックスフロー電池の国際標準化審議がスタートしますより引用)
(北海道電力 「平成24年度大型蓄電システム緊急実証事業」の進捗状況についてより引用)

レドックスフロー電池に関連するその他の情報・ニュース