松下 和夫 (まつした かずお)
地球環境戦略研究機関 シニアフェロー 京都大学名誉教授
地球環境戦略研究機関 シニアフェロー、京都大学名誉教授、日本GNH学会会長。 1972年に環境庁入庁後、大気規制課長、環境保全対策課長等を歴任。OECD環境局(本部パリ)、国連地球サミット(UNCED)事務局(上級環境計画官、本部ジュネーブ)にも勤務。 2001年から2013年まで京都大学大学院地球学堂教授(地球環境政策論)、国連大学高等研究所客員教授、国際協力機構(JICA)環境社会配慮審査役などを歴任。 環境行政、特に地球環境・国際協力に長くかかわり、国連気候変動枠組条約や京都議定書の交渉に参画。持続可能な発展論、環境ガバナンス論、気候変動政策・生物多様性政策・地域環境政策などを研究、主な著書に『1.5℃の気候危機』(文化科学高等研究院、2022年)、『気候危機とコロナ禍』(文化科学高等研究院、2021年、岡倉天心賞受賞)、『環境ガバナンス』(岩波書店、2002年)など。