今こそ、まっとうな気候・エネルギー政策にシフトへ

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かつて日本は高度経済成長期に深刻な産業公害を経験し、公害被害先進国と称されていた。その後、国民や地方自治体からの後押しを受けた政府の公害規制や産業界の技術的対応もあり、国際的には公害対策先進国、そして2度の石油ショックを経て省エネ先進国あるいは環境技術先進国とも評価されていた。

しかし、現在の気候変動対策、とりわけ再生可能エネルギーの拡大では立ち遅れが目立ち、それが日本経済を停滞させ産業の国際競争力を損なっている。

国際競争力を失っている日本経済

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