「狙った場所に給電ビーム照射」世界初・無線LANと共存するマイクロ波給電

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他の無線システムとの共存を実現する高効率マイクロ波遠隔給電システムの概要(出所:東芝)
他の無線システムとの共存を実現する高効率マイクロ波遠隔給電システムの概要(出所:東芝)

東芝(東京都港区)は12月5日、離れた場所に電力を無線で送ることができるマイクロ波遠隔給電システムにおいて、世界で初めて、無線LANとの共存を実現する技術を開発したと発表した。

プレミアムな「5.7GHz帯」における無線LANと周波数の干渉問題を解決

工場の製造現場や物流倉庫などにおいて、産業用IoTセンサのバッテリーレスあるいは二次電池を搭載したセンサへの遠隔給電を実現し、バッテリーの交換作業を削減することで、DX(デジタルトランスフォーメーション)化や省人化の進展による生産性向上と、カーボンニュートラル社会に向けた取り組みへの貢献が期待される。

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