大阪ガス、EV蓄電池の劣化や寿命を「見える化」 診断・予測モデル構築へ

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実証の概略(出所:大阪ガス)
実証の概略(出所:大阪ガス)

大阪ガス(大阪府大阪市)と100%子会社のKRI(京都府京都市)は10月21日、電気自動車(EV)蓄電池における劣化診断および寿命予測モデルを構築するための実証実験を開始すると発表した。実証には、Daigasグループで8月に導入を開始した社用EVから取得したデータを用いる。2025年度をめどに同モデルの実用化を目指し、リース事業におけるEV普及やEV中古車市場の拡大などに貢献する。

実用化に向けた詳細設計と精度検証を実施

両社は、これまでもKRIが蓄積してきた多種多様な蓄電池分析・評価などの経験・ノウハウに基づき、蓄電池の劣化診断および寿命予測が可能となる技術開発に取り組んできた。今回の実証では、同技術の実用化に向けた詳細設計および精度検証を行う。

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