トヨタら4社、定置用蓄電池に「EV電池」を活用 風力発電所での実証開始

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(出所:ユーラスエナジーホールディングス)
(出所:ユーラスエナジーホールディングス)

ユーラスエナジーホールディングス(東京都港区)は11月1日、東京電力ホールディングス(同・千代田区)、豊田通商(愛知県名古屋市)トヨタ自動車(同・豊田市)と共同で、EV用蓄電池を活用した定置用蓄電池システムの実証実験を開始した。同実証では、FIT期間が終了した大規模風力発電所の提供価値の最大化に関する検証などを行う。期間は数年間の予定。

蓄電池を活用し、長期電源化などを目指す

実証に使用する定置用蓄電池システムは出力1000kW、容量3000kWh。トヨタ自動車(愛知県豊田市)のEVに採用されている車載用電池・制御部品・技術と、東京電力ホールディングス(東京都千代田区)の系統接続技術を組み合わせて開発したもので、秋田県鹿角市の「ユーラス田代平ウインドファーム(容量7650kW)」に併設された。なお同発電所は2月にFIT期間が終了した。

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