商用車の電動化推進へエネマネシステム構築 8件採択
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は7月19日、電動車の商用利用時のデータを活用した運行管理と一体的なエネルギーマネジメントシステムを検討するとともに、それを支えるシミュレーション技術の研究開発・実証を行うプロジェクトに着手すると発表した。商用電動車の普及を推進するとともに、個別の運輸事業者だけでなく社会全体でエネルギー利用を最適化し、スマートモビリティ社会の構築を目指す。
グリーンイノベーション基金事業の一環で、「スマートモビリティ社会の構築」プロジェクトに関する公募を実施し、8テーマを採択した。予算総額は1130億円(委託事業:上限110億円/助成事業:上限1020億円)。事業期間は2022年度から2030年度まで最大9年間。ただし、実施テーマごとにステージゲートを設定する。