三井金属、全固体電池向け固体電解質の初期量産工場を新設 27年稼働へ

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総合研究所にある量産試験棟(出所:三井金属鉱業)
総合研究所にある量産試験棟(出所:三井金属鉱業)

三井金属鉱業(三井金属/東京都品川区)は9月24日、全固体電池向け硫化物系固体電解質「A-SOLiD」の初期量産工場を新設することを決定した。国内外における全固体電池開発競争が活発化したことを受け、同社の固体電解質のさらなる需要に対応するため。2027年の稼働開始を目指す。

全固体電池は高エネルギー密度化、高入出力特性、高耐環境性などの特徴を有し、次世代の蓄電池として期待され、電気自動車をはじめ特殊環境下における幅広い用途で開発が進んでいる。

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