DBJ・横浜銀、ミツバに出資　電動化関連の生産体制を強化

日本政策投資銀行（DBJ／東京都千代田区）は5月10日、横浜銀行（神奈川県横浜市）とともに、自動車部品メーカーのミツバ（群馬県桐生市）が新たに発行する優先株式を引き受けると発表した。ミツバの二輪事業や四輪車電動化などの成長領域への投資と財務基盤の強化を図るのが狙い。

EV電動化などを中心とする成長期待領域への投資

ミツバは、二輪車・四輪車向けの小型モーターを主力製品とする自動車部品のサプライヤー企業。中期経営計画（2023年度から2027年度）では、「モビリティ進化への対応」「経営基盤の強化」「財務体質の健全化」を重点施策に掲げ、取り組みを推進している。