自動車業界の最新トレンド分析 「SDV時代が到来、EVはどう変わる?」

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車の新常識として近年注目を浴びている「ソフトウェア・デファインド・ビークル(SDV)」。CES2024(米・ラスベガス)の主役は、ハードウェアではなくAIを取り込んだソフトウェアだ。ステラ社(米)が先駆けたEV、自動運転はインターネットに完全に接続された。

ソニーホンダが発表した「AFEELAプロトタイプ2024」
ソニーホンダが発表した「AFEELAプロトタイプ2024」
2026年のデリバリーを予告する

電化社会を支える再エネ電力

自動車関連産業は、BEVに代表されるゼロエミッション車と並行して自動運転への対応などもにらみSDVの開発に力を入れている。すでに米テスラは無線通信を使って車の機能をアップデートするサービスを提供している。今後、EVそして自動運転が普及した時、車はさまざまなものとのコミュニケーションを取る。車同士、車とインフラ、車とIoTというようにさまざまなものとの連携が不可欠になる。そして、それを可能にするのはハードウェアではなくソフトウェアだ。

クルマの電子制御が増える中で、ソフトウェアを中心にしたクルマの開発/生産でSDVが価値を発揮する。そして、そのすべてのシステムは、再エネ電力が賄うことになる。

メイン会場となるTech Eastエリアの中のセンターホールの廊下。世界中からメディアが集う
メイン会場となるTech Eastエリアの中のセンターホールの廊下。世界中からメディアが集う
メイン会場となるセンターホールの壁面に掲げられた「AI for All」の文字
メイン会場となるセンターホールの壁面に掲げられた「AI for All」の文字
メイン会場となるTech Eastエリアに、ここ数年の間に追加されたWest Hall
メイン会場となるTech Eastエリアに、ここ数年の間に追加されたWest Hall

家電とどまらずIT、通信、自動車など多岐にわたる

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