パナソニック エナジー(大阪府大阪市)は7月14日、米国カンザス州において、同国最大となる電気自動車(EV)向けリチウムイオン電池の製造工場を建設すると発表した。投資額は約40億米ドル(約5500億円)で、最大で4,000人の新規雇用を見込んでいる。
同社は、カンザス州が州内への投資を誘致するために設けた補助金制度「Attracting Powerful Economic Expansion(APEX)」の適用を申請。カンザス州がこれを承認した。APEXは2月に制度化されたもので、特定事業領域において、総額10億米ドル以上投資をすることに同意した適性ある企業に対して適用され、税額の控除などが受けられる。