「集合住宅でEV購入はハードルが高すぎる」 日産調査

日産自動車(神奈川県横浜市)は12月7日、EV購入時に重要な住居環境に関する調査結果を公表。「環境に優しい」「ガソリンの高騰」など社会的背景から、EV購入を検討する人が増加する一方で、集合住宅特有の問題から購入が難しいと考えている人が8割以上いることが明らかになった。
同調査は、事前調査として1万953名、 EV購入検討者(保有者)および集合住宅にお住いの30歳~50歳代の男女400名を対象に実施したもの。
直近3年以内に、EV購入を検討した人は76.8%
EV購入の検討時期を聞いたところ、「1年~3年前」(43.1%)が最多となった。次いで、「半年~1年前」(25.1%)、「1年以内」(33.7%)の順となった。
また、事前調査においても、EVを購入したいと回答した人は28.1%と高く、ここ数年でEV購入意向が高まっている傾向がみられた。

EV購入を検討する理由では、「環境にやさしいから」(63.0%)の回答が最も多かった。次いで「ガソリンが高騰しているから」(51.3%)、「世界的に主流になりそうだから」(40.0%)、「補助金制度があったから」(27.5%)と続いた。
購入価格よりも気になるポイントとは?
続いて、EVを購入するうえで迷うポイントについて聞いた。
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