東京都、水素取引所構想を表明 「需要と供給を掘り起こす」

小池 百合子東京都知事は12月8日の記者会見で、国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)に出席し、水素の売買を仲介する「水素取引所」を立ち上げる構想を表明したことを明らかにした。実現すれば国内初の取り組みとなる。
世界の機関や各国都市とも連携し水素利活用を推進
小池知事は、COP28での水素取引所構想の表明について、「ゼロエミッション東京の実現に向けて、世界に発信するいい機会になった」とコメントした。12月5日の都議会定例会の所信表明では、「需要と供給を掘り起こし、脱炭素の切り札とされる水素の利活用を活性化させる」と述べている。
都は今後、水素の製造や利活用を推進する世界の関連機関との連携とともに、海外都市とのアライアンス締結を進め、国際的なサプライチェーンの構築や技術開発につなげていく。
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