環境モデル都市

アジアの環境フロンティア都市

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環境モデル都市:北九州市の事例

北九州市:アジアの環境フロンティア都市

200年住宅(長期優良住宅)や省エネ住宅などのモデル事業の推進。共通ICカードやLRT(次世代型路面電車システム)、BRT(高速輸送バスシステム)の導入による公共交通機関の利用促進。水素ステーションや洋上風力発電事業など、次世代エネルギーパークの整備と拡充。この他、市民に見えるように公共空間で新エネルギーを利用するエコリバー、低炭素化の取り組みへの環境金融の導入など、盛りだくさんの内容となっている。今年度中に福岡県との連携で副生水素をパイプライン供給する水素ステーションの建設。都心に近い大規模未利用地に、歩いて暮らせる200年街区を形成。公共交通機関の利用を補助する短距離移動の実証実験の環境ITS(ちょこ乗り交通)の実施など。

2007年9月には中国の青島市、2008年5月に天津市と循環型都市協力事業協力を結び、エコタウンの建設に協力する。地球温暖化に関する環境教育による啓発活動や、アジア都市環境教育拠点形成の支援など、アジアの人材の育成にも力を注ぐ。国内ばかりでなく、アジアの低炭素社会づくりを牽引する内容となっている。

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