環境モデル都市

都心の低炭素化に向け、地域との連携や最新技術導入に動く

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環境モデル都市:千代田区の事例

千代田区・環境モデル都市の具体的な取り組み内容

地球温暖化対策条例を平成20年1月1日に施行し、「2020年までに、区内のCO2排出量を1990年比で25%削減」という中期目標を掲げた千代田区。都心部での低炭素化と経済の両立を目指す考えだ。例えば、建築物の省エネ対策として、都の計画書制度では対象外となっている中小規模の建物の新築・増改築の際、計画書の提出を義務付けたり、最新の省エネ機器・再生可能エネルギーの導入を促進する。また、省エネ対策の技術支援やコーディネートも行うという。

省エネ対策以外にも、地方に設置する市民風力発電の直接電力購入による低炭素化や、区への電気自動車導入、駐車場への充電スタンドの設置など、地域とも連携した都市づくりを方針として掲げている。2009年12月4日には、東京都・千代田区・青森県が再生可能エネルギーの利用活用で連携するとの発表があった。青森県において、再生可能エネルギー発電で発電した電力を、グリーン電力として都・区が利用するという取り組み。

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