環境モデル都市

サトウキビを活用したエネルギー供給システム構築

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環境モデル都市:宮古島市の事例

宮古島市・環境モデル都市の具体的な取り組み内容

エコツアーの概要
毎年40万人ほどの観光客が訪れる観光都市でもある宮古島市では、その観光産業と、地元資源であるサトウキビを利用したバイオマスエネルギーレスポンスとを融合させた取り組みを行う。同市で行われる数多くのイベントに合わせ、バイオエタノール製造設備や研究センターの見学などのメニューを組み合わせて提供する方針だ。バイオマスのほかにも、風力発電太陽電池実証研究設備や資源リサイクルセンターの見学、マングローブ植林体験なども盛り込む。その他、バイオエタノール車をはじめとするエコカー普及や、廃食油回収システムの確立など、新エネルギーの利用拡大に向けた取り組みを行う。

また、琉球ジャスコは、2009年11月21日、「エコストア」としてイオンタウン宮古南ショッピングセンターを開業。同店舗は、宮古島市の「エコアイランド宣言」に賛同し、太陽光発電や風力発電、壁面緑化、磁器質タイルなどを導入している。更に、沖縄県で初めて、電気自動車の急速充電スタンドも設置した。市としても、環境教育の場としてエコストアを活用していきたい考えだ。尚、イオンタウン宮古南ショッピングセンターは、環境省の「ソーラー環境価値買取事業」案件として採択されている。

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