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味噌の排水でメタン発酵 ひかり味噌・飯島グリーン工場の事例

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古い業界体質から脱皮し、燃料や生産方式を見直したのがひかり味噌(長野県下諏訪町)である。その結果、年間で4000万円以上のコストダウンと、1000トン以上のCO2排出削減を手にした。

徹底して生産の効率化を目指そうとすれば、必ずエネルギーや廃棄物の問題に行き着く。そこにはムダが多く潜んでいるからだ。ひかり味噌はその問題に正面から切り込んだ。指揮にあたったのは研究開発本部の本部長、大西邦男専務取締役である。

「味噌の業界は体質が古い。われわれはこの10年間で生産ラインを見直し、効率化を進め、利益をあげてきた」

主力の飯島グリーン工場(駒ヶ根市)は09年に燃料を重油からLNG(液化天然ガス)へ転換。さらにメタン発酵プラントを導入した。その結果、09年は年間1億円かかっていた燃料費を4000万円に削減。CO2の排出量も年間1000トン以上減らした。味噌の仕込み量は年々増えているが、原単位のCO2排出量は抑え込んでいるのだ。

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この記事の著者

武末 髙裕(たけすえ・たかひろ)
技術ジャーナリスト。とくに、企業における環境技術経営の体系化を推進している。著書に『新・環境技術で生き残る1000企業』『ロングセラー技術のつくり方』(ウェッジ社)など多数。
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